お客様のボルト作業において、最適な油圧トルクレンチの機種を選定するための、必要確認事項は以下の項目1~4になります。
(各項目の詳細はクリックしてご確認ください。)
油圧トルクレンチのレンタルのお見積をご希望の際には、1~4をご確認の上、お問合せください。
※現場スタッフの確認用などに、印刷してご使用いただけます。
最終的な機種選定は、当社の経験豊富な専門スタッフが、お客様のボルト作業の詳細を十分にヒアリングした上で(状況によっては直接現場で確認した上で)行いますので、ご安心くださいませ。
ボルトサイズ
下記の図を参考に、作業を行うボルトの六角対辺AF、もしくはボルト径Mをご確認ください。 ナット対辺はAF~、ボルト径はM~、と表記されます。(~は数値)
六角対辺AFの寸法がわかることが一番望ましいです。
六角ナット | 六角ボルト | 六角穴付きボルト |
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締付トルク
ボルト作業は、締めか緩めか、もしくは両方のどちらの作業であるか、そして最大必要トルク値(Nm)をご確認ください。(ボルトを緩める場合は、締めトルクの約2倍余裕をみる必要があります。)
締付トルクが分からない場合は下記表をクリックしてご参照ください。
【表に関しての留意点】
- 上記トルク値は保証荷重の約70%で計算しています。余裕をもって、表の締付トルク値よりも低めのトルクでの締結をお勧めいたします。
- 上記トルク値は、あくまで「参考最高限度値」としてご参照ください。メーカーなどのボルトの規定トルク値がある場合は、そのトルク値を基準としてください。
- 上記表を基準として、ボルト作業した場合において、万が一事故が起きましても、当社は一切責任を負いません。ご不安がある場合は必ずお問合せくださいませ。
ボルト間ピッチ(単位/mm)
ボルト間ピッチとは、隣り合うボルトの中心から中心までの距離のことをいいます。
フランジなどの円形状の配列の場合はボルトの中心を結んでできた、円の直径P.C.D.(ピッチサークルダイヤメータ)の寸法が必要になります。(このような配列の場合は、円状に並んだ総ボルト本数の情報を必要とします。)